BEYOOOOONDSの島倉りかちゃんが、アイドルの歌声をフィーチャーした音楽プロジェクト『月刊偶像(ゲッカンアイドル)』の第八弾として、ソロ楽曲『泡沫ライラック』をリリースすることが決定しました。2月26日、公式SNSにて発表されたこのニュースは、2025年春のコンサートツアーをもってグループ卒業を控えるりか様のソロ活動として、多くのファンから注目を集めています。
『月刊偶像』は、日本全国の多様なアイドルグループから特に歌や声に魅力のあるメンバーをボーカルに迎え、ジャンルレスなミュージシャンたちによる提供楽曲を毎月リリースするプロジェクトです。これまでにGANG PARADEのヤママチミキさん、フィロソフィーのダンスの日向ハルさん、ばってん少女隊の柳美舞さんなど、様々なグループからボーカリストが参加してきました。毎回個性豊かなイラストレーターが起用され、イラストレーション主体のミュージックビデオでアイドルの新たな魅力も発信しています。
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りか様の『泡沫ライラック』は3月26日にリリース予定で、CD初回仕様限定の紙ジャケット仕様となります。作曲・編曲を担当した山川恵津子さんは、小泉今日子さんの『100%男女交際』で1986年日本レコード大賞編曲賞を女性で初めて受賞し、おニャン子クラブや渡辺満里奈さんなど1000曲以上を手がけきました。作詞は繊細な感情や内なる葛藤を描き出す情緒豊かな世界観を持つアーティスト、mido(THE BINARY)さんが担当。りか様のブログによると、楽曲制作の最初の打ち合わせでは「色々を聴き取り調査していただきました。とてもドキドキしましたが、楽しい打ち合わせでした!」と振り返り、「私らしさと魅力がつまった素敵な楽曲を作ってくださいました!」と喜びを表現しています。
そしてイラストには、80年代の漫画の雰囲気や空気感を持ったレトロなテイストで人気のイラストレーター・蘇詩帆さんが起用されました。りか様は「以前から蘇詩帆さんのイラストが好きで、よく拝見していたので、今回このような形でイラストを描いていただき、とても嬉しかったです」とコメント。懐かしくも新しい、昭和歌謡テイスト満載の魅力的な一曲となっています。
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ハロプロ研修生時代には実力診断テストでベストパフォーマンス賞を獲得するなど、高い歌唱力に定評があるりか様。BEYOOOOONDSでもボーカルを牽引する一人として活躍してきました。しかし今年1月、春に行われるコンサートツアーをもってBEYOOOOONDSおよびハロー!プロジェクトを卒業することを発表。卒業後は語学力の向上と視野を広げるため留学を予定している他、両親の影響で幼い頃から親しみがあった昭和歌謡の魅力を広める音楽活動を続けていく意向です。
そんな中で発表された、『泡沫ライラック』のリリース。昭和歌謡の第一線で活躍した山川さんとのコラボレーションは、りか様が目指す昭和歌謡の世界への本格的な一歩と言えるでしょう。りか様も自身のブログで「初めてのソロ曲です!!たくさんの方に聴いていただけますように。」と喜びを爆発させました。
卒業までの期間、そして卒業後のりか様の姿に、多くのファンが熱い視線を注いでいます。
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