つばきファクトリーの八木栞ちゃんが、2025年4月30日に日本武道館で開催される結成10周年記念コンサートをもって卒業することが、1月27日に発表されました。グループ結成10周年という記念すべき日の翌日に日本武道館公演が決定し、そこでヤギシオリが新たな夢に向かって旅立つことになります。
ヤギシオリは2021年にグループに加入して以来、約3年半にわたって活動してきました。幼少期から劇団四季の公演に親しみ、小学3年生の時には『サウンド・オブ・ミュージック』のオーディションで最終審査まで進出した経験を持っています。声楽やバレエといった確かな実力を備え、ハロー!プロジェクトの中でもひときわ個性的な存在感を放っていました。
加入前からの「ミュージカル女優になりたい」という夢を叶えるため、歌とダンスのレベルアップができるグループとしてつばきファクトリーを選んだと明かしているヤギシオリ。活動を通じて、努力だけでなく運やタイミングの重要性も実感したそう。チャンスを逃さないために、このタイミングでの卒業を決めたと語っています。
つばきファクトリーのリーダーである谷本安美ちゃんは、ブログでヤギシオリについて「好きなことに真っ直ぐで、好きなこと話している時きらきら輝いている」と評価。「やりたいことに対して向かう気持ちが強くて本当にすごい」と、その決断を応援する気持ちを記しました。
ハロー!プロジェクトからは、モーニング娘。’25の生田衣梨奈ちゃんとアンジュルムの上國料萌衣ちゃんも、2025年の春ツアーをもって卒業することを発表しています。現在開催中の『Hello! Project 2025 Winter Fes.「各」「合」』では、そんな2人の卒業を想起させる演出も見られており、ヤギシオリにも何らかの演出が用意されるかもしれません。
ヤギシオリにとってもグループにとっても特別な内容となる、4月30日の日本武道館公演。「笑っても泣いても卒業まで残り3ヶ月!悔いのないよう、大好きなメンバーと共に、つばきファクトリーを全力で楽しんで、盛り上げていきます!」と意気込みを語るヤギシオリ。大きな舞台でどのような最後を飾るのか、そして卒業後にミュージカル女優としてどのような活躍を見せるのか。彼女の新たな挑戦に注目が集まっています。