振付界の巨匠・夏まゆみ先生のノウハウを凝縮した『振付師育成カリキュラム』が、2025年1月から新たにスタートします。そんな中、モーニング娘。’24を卒業したばかりの石田亜佑美ちゃんが、卒業制作発表の特別審査員として参加することが決定しました。
今回の卒業制作発表は、3月27日に都内某所で行われます。特別審査員としての講評に加え、トークセッションも開催。受講生は20名程度を予定しており、プロアマ問わず、ダンス経験も不問だそう。さらに当日の様子は、配信もしくは現地参加にて一般にも公開できるよう調整中とのこと。
「簡単じゃないからこその面白さ、発見が、このカリキュラムに詰まっているのかなと思います」と語るあゆみん。「参加される生徒の皆さんが表現する心をしっかり感じられるよう、初めての審査という立場を精一杯努めます」と意欲を見せています。
夏まゆみ先生と言えば、35年以上に渡る指導経験を持つダンスプロデューサー。モーニング娘。やAKB48の育ての親として知られ、2023年6月に惜しまれながら他界しました。そんな夏先生との思い出を、あゆみんは昨年8月のお別れ会で語っています。
2011年に10期メンバーとしてモーニング娘。に加入したあゆみんに対し、夏先生は「もっと広い世界を見ることになる」と厳しい言葉を投げかけました。そこからダンススキルを磨き続けたあゆみんは、2022年1月放送の『TEPPEN』でその集大成を披露。YOASOBIの『群青』で魅せたダンスパフォーマンスは、審査員を務めた夏先生から「見ていてワクワクした」と最大級の賛辞を贈られました。結果は惜しくも2位でしたが、モーニング娘。として歩んできた道のりが間違っていなかったと、夏先生に認めてもらえた瞬間だったそうです。
慢心していた自分の鼻を折ってくれた存在であり、モーニング娘。として歩んできた道が間違っていなかったと認めてくれた恩師だったと、涙ながらに回顧しました。
卒業前から「ダンス一本を突き詰めるより、色々なことをやりたい」と語っていたあゆみん。舞台への進出も匂わせていたところ、12月26日にはM-line clubへの加入も発表されました。同じくM-lineに加入したばかりの元モーニング娘。譜久村聖ちゃんと共に、新たな活動への注目が高まっています。
そんな中で決定した、特別審査員という大役。夏先生から受け継いだダンスへの想いを、あゆみんはどのように次世代へと伝えるのでしょうか。