モーニング娘。’24が12月6日、横浜アリーナで『モーニング娘。’24 コンサートツアー秋 WE CAN DANCE！〜Blå Eld〜石田亜佑美 FINAL』を開催。約1万2000人のファンが見守る中、石田亜佑美ちゃんが13年間の活動に幕を下ろしました。
タイトルの「Blå Eld」はスウェーデン語で「青い炎」を意味し、あゆみん自身が選んだもの。メンバーカラーであるロイヤルブルーにちなんだ言葉で、「魂を燃やして駆け抜ける」という決意が込められています。そんな青い炎の映像に包まれる演出の中、あゆみんフィーチャー曲『勇敢なダンス』でコンサートは華々しく幕を開けました。
卒業スピーチでは、10期メンバーへの強い思いを語ります。飯窪春菜ちゃん、佐藤優樹ちゃん、工藤遥ちゃんとの出会いに感謝を述べ、涙を流しながら「10期として出会えてよかった」と伝えました。また、故郷・宮城県への想いも。加入した2011年は東日本大震災があり、その後の13年間で見てきた東北の力強さに言及。唯一の東北出身者として特別な存在にしてくれたファンへの感謝も述べました。
ソロ楽曲には『私のでっかい花』を選択。この曲は田中れいなちゃんとはるなん、そしてあゆみんの3人による楽曲です。2013年には公演を欠席したれいなの代役として急遽あゆみんがメインボーカルを務め、会場を感動の渦に巻き込みました。そんなエピソードもあり、あゆみんを語る上では外せない楽曲です。さらにパフォーマンス中、10期のメンバーカラーで描かれたクローバーが客席に降り注ぐ演出も印象的でした。もちろん会場には同期メンバーたちも駆けつけ、ステージ上のあゆみんと意思疎通をする姿も多く見られましたね。
さらに卒業グッズには、4人がデビューした『ピョコピョコ ウルトラ』にちなんだ『10期ピョコピョコフード付きブランケット』が発表され、会場と通販ともに即完売。また、この卒業コンサートの日程が10期加入13周年の当日に発表されたことも、10期愛溢れるあゆみんらしい粋な計らいでした。
最後は、マイクを通さず「モーニング娘。が大好きです！モーニング娘。が大好きなみんなが大好きです！」と叫び、13年間のモーニング娘。人生に区切りをつけました。今後も舞台を中心として、表舞台に立ち続けることを明言しているあゆみん。現在も歌手や役者などさまざまな分野で活躍する他の10期メンバーに負けず、あゆみんも新たなステージへと羽ばたいてくれることでしょう。
