アップフロントグループは12月12日、石川県加賀市と包括連携協定を締結しました。この協定は、双方が持つ資源を活用して地域の活性化と地方創生を目指すもの。締結式にはアップフロントグループの西口猛社長と加賀市の宮元陸市長、さらにOCHA NORMAの加賀市出身である中山夏月姫ちゃんも出席しました。
この協定締結の背景には、加賀市と夏月姫ちゃんのこれまでの関係性があります。夏月姫ちゃんは加賀温泉郷の観光大使として活動しており、地元の魅力を積極的に発信してきました。今年3月には北陸新幹線の開業イベントにも出席。12月8日に石川県で開催されたライブでも地元関係者から多くの花が贈られるなど、地域との強い結びつきを見せています。
さらに具体的な取り組みとして、2025年4月にはOCHA NORMAの加賀温泉郷バスツアーが開催されることも決定。4月19日から1泊2日で行われ、20日には地域活性化コンサートも予定されています。なお、このコンサートはふるさと納税の返礼品としても参加可能となっており、地域振興との連携を深めています。
夏月姫ちゃんは自身のブログで、「加賀市は私の生まれ育った素敵な町です。自然豊かでご飯も美味しくて、温泉も気持ちが良くて最高な場所」と地元への愛着を語っています。また「私も微力ではありますが地元を全力で盛り上げていきたい」と、観光大使としての決意も新たにしています。
アップフロントグループは2023年に岡山県備前市とも同様の包括連携協定を結んでいます。2023年には岡山県出身である西﨑美空ちゃんもいるOCHA NORMA、2024年にはつばきファクトリーが備前市でバスツアーを開催。地域とアイドルの交流を深めてきました。
今回の協定締結について、加賀温泉郷のディレクターなどを務める大久保浩秀さんは、「数年前、ABEMA Primeで宇佐美典也さんが宮元陸市長に、当時石川県の予算で実施されていた加賀温泉郷観光大使としての加賀楓さんの活動を高く評価してくれたことが、今回の包括連携協定締結に間接的ながら大きく繋がった」とコメントしています。
加賀市では現在、中山夏月姫ちゃんの豪華グッズが当たる「まち歩きスタンプラリー」も開催中。今後も加賀市での企画展開が期待されます。