山野ホール、法令上の問題で一般公衆への貸し出し中止

東京都渋谷区代々木にある山野ホールが、法令上の問題により一般公衆への貸し出しを中止することが明らかになりました。この事態は12月6日、翌日に予定されていた声優イベントの会場変更告知により発覚。長年数多くのイベント会場として親しまれてきた施設だけに、関係者やファンの間で衝撃が広がっています。

問題が表面化したのは、声優・花澤香菜さんのファンクラブイベント『ディスティネーション竜宮城☆』の開催を前に、運営側が発表した緊急告知がきっかけでした。主催者によると、山野ホールから「一般公衆への貸し出しは法令上の問題があり、利用者の安全確保の観点から使用できない」との通達があったとのこと。急遽、会場はベルサール渋谷ファーストに変更され、開演時間も30分後ろ倒しとなりました。

引用:https://www.yamanohall.com/

山野学苑が運営する山野ホールは2007年3月の開館以来、800席の収容人数を誇る多目的ホールとして親しまれてきました。主舞台は幅約15.57メートル、奥行6.48メートルと本格的な規模を持ち、最新の音響・照明設備も完備。ファッションショーやセミナー、講演会など、様々な用途で利用されてきました。また、JR代々木駅や小田急南新宿駅から徒歩1分という好立地も、多くのイベント主催者から重宝されていた理由の一つ。

さらにハロー!プロジェクトのイベント会場としても頻繁に使用されています。11月だけでもモーニング娘。’24櫻井梨央ちゃんのバースデーイベントや、ロージークロニクル初のファンクラブイベント、つばきファクトリー豫風瑠乃ちゃんのバースデーイベントなどが開催されました。12月15日にはロージークロニクルのクリスマスイベントも予定されていましたが、このニュースを受けて開催を心配する声が寄せられています。

引用:https://www.instagram.com/p/DCGc9YfJZlE/?img_index=8

この突然の発表に、ネット上では動揺の声が相次いでいます。「多くの思い出が詰まった場所なのに」「これまで何度も足を運んだ会場だけに信じられない」といった声の他、「今後の予定についても早く発表してほしい」と不安を訴える声も。

今回の発表では「法令上の問題」の具体的な内容は明らかにされていません。ハロプロファンの間ではイベント会場の不足も囁かれており、特に事態の推移が注目されています。

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