元モーニング娘。の佐藤優樹ちゃんが、2ndシングル『嵐のナンバー／花鳥風月 春夏秋冬』についてQJWebのインタビューに答えました。グループ卒業後の心境を赤裸々に語り、ファンの間で大きな反響を呼んでいます。特に注目を集めているのは、ソロアーティストとして向き合う「数字」への率直な思いです。
「今は数字でわかりやすく結果が出るじゃないですか。グループのころとはやっぱり数字が全然違うし、結果を見たくないから現実から逃げてました」というまーちゃんの言葉に、多くのファンが胸を打たれています。MVの再生回数やフォロワー数など目に見える形で示される評価に悩む様子は、アイドル卒業後の現実を如実に物語っていますね。
なんでもモーニング娘。卒業後の約2年間は、音楽そのものから距離を置いていたというまーちゃん。その時期は音楽以外の経験を積むため、地方の飲食店で一般の人々と交流したり、コミュニケーション能力を磨いたりと独自の成長を遂げていたようです。
そんなまーちゃんに転機をもたらしたのは、「陰があるから陽がある」というプロデューサーからの話でした。逃げることと向き合うことの意味を学んだまーちゃんは、自身の課題に正面から取り組むようになったそう。特に今回のシングルでは、苦手としていたラップや可愛らしい表現に挑戦。さらにInstagramの開設やリリースイベントへの積極的な参加など、これまで避けてきた活動にも前向きになっています。
さらに注目されているエピソードは、2023年のバースデーイベントで披露した『サウダージ』のカバーです。この曲は違法転載されたにも関わらず246万回も再生され、まーちゃんの潜在的な可能性を示す結果となりました。さらに1stシングル曲の『Ding Dong』も185万回再生を記録しており、その実力は確実に評価されています。
「私がモーニング娘。を卒業したら、私から一度離れてください」とファンに伝えていたまーちゃん。その言葉の真意は「モーニング娘。とソロは全然違うから、最初は自信を持って立てるとは限らない」という誠実な思いからだったことも明かされました。しかしそんな不安も杞憂だったのか、今では非常に多くのファンがまーちゃんの新たな挑戦を支持し続けています。
ソロアーティストとして数字という現実と向き合いながらも、着実に自分の道を歩み始めたまーちゃん。逃げずに挑戦を続ける姿に、今後も多くの期待が寄せられそうです。
