元アンジュルムの和田彩花ちゃんが、12月23日にThreadsを更新し、一部のファンコメントに対して強い不快感を示しました。発端となったのは、あやちょが新たに開始した連載『アイドルになってよかったと言いたい』に関する投稿へのコメントでした。
この連載は、サブカルチャー雑誌『Quick Japan』のウェブ版で12月21日からスタート。第一回のテーマは『アイドルとフェミニズム』で、あやちょは10代の頃から感じていた女性らしさへの違和感について、自身の経験を交えながら詳しく語っています。夜道で見知らぬ男性から声をかけられ追いかけられた経験や、服装を変えることで状況が改善されたことなど、具体的なエピソードも赤裸々に綴られました。
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そんな中、インスタグラムで連載を紹介した投稿に「アイドルって職業は偶像なので仕方ないです 受け入れるしかないんですよ」というコメントが寄せられます。さらにその同じコメントには「それよりこの前 男性は奢らなくていいって言ってたので一気に好きになりました」という文章も。この発言は、あやちょが12月10日に出演した日本テレビ系『上田と女がDEEPに吠える夜』での、男女間における「おごり・おごられ論争」に関する発言を指しているようです。
これに対しあやちょは「くそだなと思いました」とバッサリ。アイドルという職業における不均衡な力関係や負担、苦しみを「仕方ない、受け入れるしかない」と片付けておきながら、男性の苦しさを肯定する意見には関心を示すという、コメント主の姿勢を強く批判しました。さらに「一気に好きになりました」という気持ちは受け取らないとし、「こんなことで私の存在が歓迎されるのは嫌です。お引き取りくださいませ」と、毅然とした態度で締めくくっています。
さらに前日には同じくThreadsで、アイドルになったきっかけについても言及したあやちょ。親に勧められて始めたアイドル活動は、最初こそ辞めたいと感じていたものの、デビュー後は不思議と続けたくなったという興味深い経験を明かしています。「なぜ辞めたいと思わなかったのか、思えなかったのか」。その理由について、当時の状況も含めて今後の連載で触れたいとのこと。アイドル文化の光と影を、等身大の視点で描き出すあやちょの言葉に、これからも注目が集まりそうです。